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    地域社会

    小売業の持つ“売場”を活かした地域貢献プログラムの実施や、助成金や物品の寄付、従業員のボランティア活動など、地域社会に貢献するための活動に積極的に取組んでいます。また、様々な分野で先進的な取組みを行っているNGOと長期にわたるパートナーシップを築き、ユニークな活動を展開しています。

    食品寄付

    西友では、賞味期限および消費期限の管理を徹底するため、社内ルールに基づいて、期限到来前に食品を店頭より撤去しています。このような期限到来前の食品の一部を、廃棄処分とするのではなく、できる限り有効活用するため、日本で初めて法人化されたフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパンと協力して、食品寄付活動を行っています。

    西友の店舗から定期的に集荷された食品は、西友の物流センターへ移送され、そこで一括してセカンドハーベスト・ジャパンへ引き渡されます。寄付先の福祉施設へは、その日のうちにセカンドハーベスト・ジャパンにより配送され、各施設が期限内で寄付された食品を利用します。

    食品寄付活動のフロー(バックホール方式)

    西友では、店舗に食品を配送してから物流センターに帰るトラックの「戻り便(バックホール)」を活用し、複数の店舗から集まる寄付食品を物流センターに一括集約して、セカンドハーベスト・ジャパンに引き渡す「バックホール方式」を独自に考案し、実用化に成功しました。
    この「バックホール方式」を活用することにより、食品寄付活動のパートナーであるセカンドハーベスト・ジャパンの負担を増やすことなく、寄付食品の回収効率を上げることができ、より多くの店舗が活動に参加できるようになりました。

    活動実施店舗の拡大

    西友では、2009年に東京近郊の3店舗でフードバンク活動を開始して以来、年々、活動実施店舗を拡大し、現在、関東の約140店舗がこの取組みに参加しています。

    さらに西友は、食品寄付活動の拡大のため、セカンドハーベスト・ジャパンに対して、「社会貢献活動助成プログラム」を通じた助成金の寄付を行っています。2020年末までのセカンドハーベスト・ジャパンへの寄付金と物品寄付の総額は、約4億円にのぼります。

    社外ステークホルダーとの協力

    西友は、店舗からの食品寄付や会社としての助成金寄付に加え、全国の店舗で「フードバンク募金」を実施することで、お客様にもこの活動を周知し、支援の輪を広げることに繋げています。
    また、青果のお取引先であるJA甘楽富岡、セカンドハーベスト・ジャパンと協力し、通常の販売対象にならない規格外野菜の寄付にも取組んでいます。規格外野菜は、市場へ卸すシーズンから外れてしまったり、サイズが所定の規格に合わなかったりすることで、産地で廃棄されるケースが多いものの、通常販売商品と同じ物流網に載せることで、鮮度を保ったまま寄付することができます。2015年からは、野菜の寄付先である福祉施設の子供たちが生産地を訪れて、自ら野菜を収穫するイベントを定期的に実施し、生産者、小売、NPO、寄付先施設の4者を繋いで、顔の見える関係を構築しています。
    こうした取組みが評価され、2015年には「第3回食品産業もったいない大賞 審査委員会委員長賞」を受賞しました。

    団体紹介

    セカンドハーベスト・ジャパン

    セカンドハーベスト・ジャパン

    2002年設立。食品関連企業や個人から、まだ安全に消費できるにも関わらず様々な理由で流通できなくなった食品を無償で引き取り、支援を必要としている人々に提供しています。行政機関や民間支援団体と連携し、日本のフードセーフティネットを構築することを目指して活動しています。

    ペット用品の寄付

    西友は2016年に、セカンドハーベスト・ジャパンと協力して行う店舗からの食品寄付活動に加え、ペット用品を寄付する取組みを開始しました。品質に問題はないものの販売期限切れや外装破損等の理由で販売に適さなくなった商品を、千葉県動物愛護センターに登録している保護動物譲渡団体「ちばわん」に寄付しています。

    社会貢献活動への助成

    西友は、2011年度から、注力している「機会創出」「環境」「地域社会」の3つの分野において、社会的な課題の解決に向けて活動を行っている団体に対して、助成金を提供しています。これまでに、以下の団体の活動へ、助成を行ってきました。

    【支援を継続している主な寄付先】

    機会創出

    認定特定非営利活動法人 フローレンス
    2004年設立。「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を目指すというビジョンの基に「親子の笑顔をさまたげる社会問題」を、事業を通して解決することをミッションに病児保育事業、小規模保育事業、障害児保育事業、赤ちゃん縁組事業などを展開している。
    特定非営利活動法人 育て上げネット
    2004年設立。若者支援を「社会投資」ととらえ、無業の状態にある若者の就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」や、その保護者の支援、学校やコミュニティ向けの教育支援プログラムを実施するとともに、地域社会・行政・企業と連携し、社会全体で若者を支援すること目指して活動しています。

    地域社会

    セカンドハーベスト・ジャパン
    2002年設立。食品関連企業や個人から、まだ安全に消費できるにも関わらず様々な理由で流通できなくなった食品を無償で引き取り、支援を必要としている人々に提供しています。行政機関や民間支援団体と連携し、日本のフードセーフティネットを構築することを目指して活動しています。

    店舗での社会貢献活動

    西友は、地域社会の一員としてコミュニティのより良い発展に貢献できるよう、店舗を拠点とした社会貢献活動を推進しています。NPO団体の活動支援を目的としたレジ募金の実施や、地域の皆様に教育の場として店舗を活用頂くことに加え、従業員のボランティア活動への参加も奨励しています。

    店頭レジ募金

    西友では、2012年7月より、店頭で「レジ募金」を実施し、お客様のご厚意を各NPO団体の活動の支援に繋げています。「レジ募金」は、お客様がレジで従業員にレジ募金カードを手渡し、いくら寄付したいかを告げることで、お客様が自分で決めた金額をお買い物の精算に合わせて、寄付できるという仕組みになっています。

    現在は「フードバンク募金」「アフリカへ給食を届けよう募金」「病児保育募金(※関東エリアのみ)」の3つの募金を展開しています。

    レジ募金にご協力ありがとうございました。

    カロリーオフセットプログラム

    西友は、2015年4月から、世界の食料問題の解決に取組む NPO 法人TABLE FOR TWO Internationalが推進する「カロリーオフセットプログラム」に参画しており、2019年7月より、プログラムの対象商品を健康やカロリーに配慮した惣菜から、地場/契約野菜・果物に切り替えました。売上の一部は寄付金としてアフリカの菜園づくりなどに役立てられます。西友は、2020年末現在で合計4000万円以上をこのプログラムに寄付しており、アフリカなど約80カ所の菜園づくりに役立てていただいています。

    団体紹介

    NPO法人 TABLE FOR TWO International

    NPO法人 TABLE FOR TWO International

    2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の一部が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできるシステムを推進している。

    エコニコ学習会・職場体験

    西友は、教育の場のひとつとして、地域の皆様に店舗を活用頂いています。主に店舗近隣の小学校の児童を対象とした社会・環境学習プログラム「エコニコ学習会」の実施や、中学生の職場体験の受入れを行っています。売場だけでなく、普段は見ることのできない後方施設を回りながら、店舗従業員が、スーパーマーケットの仕組みや西友の環境問題への取組みなどについて説明を行います。

    (※新型コロナウィルスの感染拡大の防止のため、当面、エコニコ学習会および職場体験のお申込みをご遠慮させていただいております。皆さまのご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。)

    ボランティア活動

    西友では、従業員のボランティア活動参加を支援するため、ボランティア休暇の付与やボランティアイベントの開催を行っています。これまでに、フードドライブ、チャリティウォークや小学校での環境教育プログラム、津波で被害を受けた海岸林の再生などの活動を実施し、有志の従業員やその家族が参加しました。

    楽天西友ネットスーパーによる介護施設へのサービス実施

    楽天グループ株式会社と協働で運営する「楽天西友ネットスーパー」は、お客様が店舗に足を運ぶことなく、ご自宅に商品を配送するサービスとして、近年そのニーズが非常に高まっています。
    一方、地域の皆様のお役にたてるよう、介護施設の入居者様への小分け配送を実施しています。ご注文いただいた商品は介護施設が指定する日に、入居者様毎に小分けして、まとめてお届けします。このサービスをご利用いただくことで、介護施設の職員の皆様が入居者様お一人お一人のご要望をお聞きして、食料品や日用品をスーパーなどで買いものし、小分けするという一連の業務を軽減することができ、そこから生み出された時間を、入居者様のケアに充てて頂く事で、その方たちの生活の質の向上に寄与し、豊かな生活を送っていただくことにつながると考えています。
    西友は今後も地域社会の一員として、お客様のニーズに合う商品やサービスの提供に努めてまいります。