西友のサステナビリティ

食品寄付活動

西友では、賞味期限および消費期限の管理を徹底するため、社内ルールに基づいて、期限到来前に食品を店頭より撤去し、廃棄処分としています。これにより発生する食品廃棄物の抑制を図ると共に、期限到来前の食品をできる限り有効活用するため、日本で初めて法人化されたフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパンと協力して、食品寄付活動を行っています。
西友の店舗から定期的に集荷された食品は、西友の物流センターへ移送され、そこで一括してセカンドハーベスト・ジャパンへ引き渡されます。寄付先の福祉施設へは、その日のうちにセカンドハーベスト・ジャパンにより配送され、各施設が期限内で寄付された食品を利用します。

食品寄付活動のフロー(バックホール方式)

西友では、店舗に食品を配送してから物流センターに帰るトラックの「戻り便(バックホール)」を活用し、複数の店舗から集まる寄付食品を物流センターに一括集約して、セカンドハーベスト・ジャパンに引き渡す「バックホール方式」を独自に考案し、実用化に成功しました。
この「バックホール方式」を活用することにより、食品寄付活動のパートナーであるセカンドハーベスト・ジャパンの負担を増やすことなく、寄付食品の回収効率を上げることができ、より多くの店舗が活動に参加できるようになりました。

活動実施店舗の拡大

西友では、2009年に東京近郊の3店舗でフードバンク活動を開始して以来、年々、活動実施店舗を拡大しており、2015年末時点では関東地方の115店舗がこの取組みに参加しています。今後は、2016年までに関東地区の130店舗にまで活動を拡げる計画で、将来的には全国のすべての店舗での実施を目指しています。

食品寄付活動実施店舗の推移

さらに西友は、食品寄付活動の拡大のため、セカンドハーベスト・ジャパンに対して、「社会貢献活動助成プログラム」を通じた助成金の寄付を行っています。2015年末までに、西友からセカンドハーベスト・ジャパンに寄付された助成金と寄付食品等の物品総額の合計は、1億5千万円以上にのぼります。

社外ステークホルダーとの協力

西友は、店舗からの食品寄付や会社としての助成金寄付に加え、全国の店舗で「フードバンク募金」を実施することで、お客様にもこの活動を周知し、支援の輪を広げることに繋げています。
また、青果のお取引先であるJA甘楽富岡、セカンドハーベスト・ジャパンと協力し、通常の販売対象にならない規格外野菜の寄付にも取組んでいます。規格外野菜は、市場へ卸すシーズンから外れてしまったり、サイズが所定の規格に合わなかったりすることで、産地で廃棄されるケースが多いものの、通常販売商品と同じ物流網に載せることで、鮮度を保ったまま寄付することができます。2015年からは、野菜の寄付先である福祉施設の子供たちが生産地を訪れて、自ら野菜を収穫するイベントを定期的に実施し、生産者、小売、NPO、寄付先施設の4者を繋いで、顔の見える関係を構築しています。
こうした取組みが評価され、2015年には「第3回食品産業もったいない大賞 審査委員会委員長賞」を受賞しました。

寄付先施設の子供たちのJA甘楽富岡訪問ツアー

食品産業もったいない大賞

団体紹介

セカンドハーベスト・ジャパン

2002年設立。食品関連企業や個人から、まだ安全に消費できるにも関わらず様々な理由で流通できなくなった食品を無償で引き取り、支援を必要としている人々に提供しています。行政機関や民間支援団体と連携し、日本のフードセーフティネットを構築することを目指して活動しています。

ペット用品の寄付

西友は2016年に、セカンドハーベスト・ジャパンと協力して行う店舗からの食品寄付活動に加え、西友のオンライン・ショッピングサイトであるSEIYUドットコムの商品を取り扱う物流センターから、ペット用品を寄付する取組みを開始しました。お客様が不在でお届けできなかった商品や、品質に問題はないものの販売期限切れや外装破損等の理由で販売に適さなくなった商品を、千葉県動物愛護センターに登録している保護動物譲渡団体「ちばわん」に寄付しています。

「ちばわん」譲渡会